ビーナスフォート18年前の話②

嘘のようなホントの話

 

 

広島・中区・大手町

フェイシャルとマツエクの専門店
ビーナスフォートです

 

 

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昨日は、オープンの話をサクッと

書いたのですが、

 

 

昔の写真を見ていると色々と

その当時の模様が思い出されます

 

 

 

今日の話は、書こうか書くまいか

悩んだのですが、整理する意味で

書く事にしました

 

 

 

昨日も触れましたが

私が起業するきっかけは

旦那さんの家族経営の

お店が無くなったこと、倒産です

 

 

 

 

私は、起業よりも前に

倒産の一部始終を見ることが出来た事が

今日まで、会社を継続できた力に

なっていると思います

 

 

 

旦那さんの父親は、

飲食店を経営していました

 

 

 

旦那さんの祖母、両親と、何人かの

従業員さんでの家族経営で

20数年続いていました

 

 

 

 

20数年経営と言えば、旦那さんは

物心ついた時から父親が社長だった

と言う事で

 

 

 

ボンクラ2世になるか？ならないかは、

本人次第だと思うのですが

 

 

 

 

やはり環境がそうさせるのか？

頭の中は、ずーーっと、次期社長なんです

訳の分からない自信満々なんです

 

 

 

まぁ、そんなボンクラ2世と

結婚した私もボンクラなんですが、笑

 

 

 

開業当時は、バブル期で

かなり儲けたようですが

 

 

 

倒産する4〜5年前から売上も下がり

父親は、店に段々と出なくなり

 

 

 

けれど、過去の良かった頃が

忘れられず、自転車操業のようでした

 

 

 

息子と祖母、母親で切り盛りを

していて、益々売上は落ち込み

借金は、膨らんでいったようです

 

 

 

 

そして、父親は、まだ20代半ばの

息子に店を譲ると言う名目で

名義を変え、自分はタクシー会社に

就職しました

 

 

 

世の中の事もまだ理解出来ていない

まして、経営の勉強なんて

全くしていない息子ですが

 

 

 

20代半ばで親の店をもらい、

旦那さんは、すごく嬉しそうでした

 

 

 

今思えば、経営が上手く行っていれば

父親もずっと社長でいたはずですし

 

 

 

家族経営って、側からみていても

責任の所在がはっきりしてなくて

 

 

 

誰から見ても20代半ばの息子が

経営するのは無理でしたが

なぜ、そうなったのか？も

私は蚊帳の外でした

 

 

 

結局、上手くいかない店、ミエやプライドで閉めるに閉めれない借金まみれの店を

体良く渡されたのです

 

 

 

元々あるものを貰うって一見ラッキーの

ように思うかもしれませんが

 

 

 

他人が作った物の軌道修正は

ゼロから作る何十倍の苦労があります

しかも報われない事が多い

 

 

 

20数年もやっていると、古い体質が

染み付いていて

 

 

 

まして、家族経営になると

常識とは違う、自分達に都合の良い

ルールなんかがあったりします

 

 

 

ゼロからの起業は

店舗の契約も、お金の借り入れも

保証人探したりも本当に大変だけれども

自分の身の丈にあったやり方が出来る

時流に乗れるのも良い

 

 

 

経営者って、結局そうゆう苦労から

育っていくものだと思います

 

 

 

そんな事から

①社長は、必ず現場にいること

②経営の勉強は常にすること

③家族経営は、しない

④過去の栄光にしがみつかない

⑤撤退する勇気

⑥借金は、人からは、しない。必ず公共の機関で正式に借入はおこす。

⑦10%以上の金利では、借りない

ets…

 

 

 

ただの嫁という、あまり責任のない

ポジションから学ばせて頂けたのは

きっと今の私の為だったと思います

 

 

 

起業の前に、倒産をみる

 

 

 

嘘のようなホントの話です

 

 

 

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