見慣れたはずの“違和感”〜世代のギャップ

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知ってるつもりが、知らなかった？“小さな異変”と、大きな気づき

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先日、スタッフルームで仕事をしていたときのこと。

突然、スタッフが慌てた様子で

「オーナー、今お客様が出されたお札、偽札みたいなんです！」と一万円札を持ってきました😱😱😱

私は最初「え？どこが？」と半信半疑でしたが、実際に見てみると、確かにお札にあるはずのホログラム（キラキラしたマーク）がなく、紙質もペラペラ😳

おもちゃのように感じられるほど印刷も薄く、正直、私も驚いてしまいました。

「もしかして、昔のお札かな？」と思い、サロンの金庫に保管してある旧札と見比べてみましたが、それとも少し違う…。

念のため調べてみると、そのお札は昭和59年〜平成16年に流通していたもので、現在も法律上は有効な「旧札」だということがわかりました。

昔は、お年玉で嬉しかった1万円札💴

今では、ペラペラに感じます

お客様に事情をお伝えすると、「飲食店でお釣りとしてもらったものです」とのこと。ご本人も旧札とは思っていなかったようです。

ただ、今回はお客様が海外の方だった事と、私も前に韓国で旧札を使おうとした方が断られたケースを見た経験から、

サロンとしては21年前の1万円を、その場で真偽を判断できず、比較するお札もないので、お取り扱いを控えさせていただく旨を丁寧にご説明しました。

今回、その旧札にすぐに気がついたのは20代のスタッフでした。見慣れていない分、「いつものお札と違う」とすぐに違和感を覚えたようです。

一方で私は、かつて見た記憶があったからか、最初は違和感に気づけませんでした。

この出来事を通して、「経験値」が人それぞれの「当たり前」に大きな影響を与えているのだと改めて感じました。

私たちの世代では普通だったことが、今の若い世代にはまったく馴染みがないということも多く、そのギャップを意識する必要があります。

だからこそ、私たち大人世代は、若い方々がこれから経験を積み重ねていけるよう、環境や機会を大切にしていきたいと思います。

私自身も、20代の頃は本を読み漁り、寝る間を惜しんで遊び、働き、多くを学び、少しずつ今の自分を築いてきました。そうした積み重ねが、今の自信にもつながっていると感じています。

ちなみに当サロンでは、お札は、普通に流通しているものをお願いしております。まだ流通している旧札もありますが、ご利用の際はご確認いただけますと幸いです。

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